みつからない
マテーラに行く場合、バーリで乗り換えが必要です。
駅を降りて左に進むと、もう1つ小さい駅が右手に建っているのでその駅へと乗り換えます。
目印は写真の赤いポスト。
乗り換えまで時間がある時は、その奥に見えるカウンターカフェで一息いれてもいいと思います。
立ちながら安くて美味しい珈琲が飲めます。
マテーラ中央駅で降りる時、ホームに看板がありません。。
地下に入り始めたら、ここかな?という感じで降りました。(写真)
なんだか長くて2時間くらい乗っていた気がします。
後、電車が進む方向の前の車両へ乗る事をオススメします。
途中、何処かで車両の切り離しがある電車があるのです。汗
ない電車もありますが、私達の乗った電車は切り離しのある電車でした。。
直行だと思い込んで座っていたら
マテーラ?とたまたま男性に聞かれて
うん。と言うと
降りて降りて!みたいなこと言われて慌てて飛び降りました。大汗
なんとかマテーラに着き、サッシを示す矢印の方向へと歩いて行きます。
ガタガタ重いスーツケースを引きながら。。。(みなさまタクシーを使いましょう)
だいぶ歩くとサッシまでの途中、マテーラの町の中心街に出ます。
そこでジェラートたべながら一息。
またガタガタとスーツケースを引きながら歩いて進むと、
サッシの洞窟住居が見えてまいります。
が、ここからが大変だった。。
B&Bが見つからないんです。。。涙
グーグルマップ使ってもわからない。。
ガッタガタの階段だらけの石畳(しかも滑るかガッタガタかどっちか……。)
もはやスーツケースを引くことすら許されない。。
ポルトガルで
店の看板用に100枚近くアズレージョタイルを買ったシェフは自分のスーツケースを持ち上げながら歩くのが精一杯。
私も暑いし辛いしずっと持ち上げながら歩いて腕痺れるし
もー、どーでもえーわ。。となり、階段スーツケース引きづりながら歩く始末でした。
シェフと私、灼熱の南イタリアの日差しの中、大汗ドボドボ滴り落ちながら
迷い子です。。。泣
それでも近くまで来て
シェフがあっち行ったりこっち行ったり。
もう聞こう!と通りかかったレストランの人っぽい方に聞いたら
あそこだよ。って。
やっと見つかったB&Bの入り口のテラスには
マダム2人が気持ちよさそうにビール飲みながら話してる。
すごく感じのいいフロントの女性が私達の汗をみて
飲んで〜って冷えたミネラルウォーターを2本くれました。
パスポート出して〜って言われて出したら
???
予約の名前は?って聞かれたので答えたら
入ってないって…。
ビックリして予約完了してるB&Bの名前が入ってるケータイ見せたら
それ隣のB&Bやで。って言われて、しかもオーナーに電話してくれてオーナー迎えに来てくれた。。。
タダ水飲んで申し訳ない(>_<) 無事B&Bに着いて珈琲いただいて、部屋に着いたらしばらく動けませんでした。。
部屋から見えたサッシの夜景は素敵でした。
マテーラ
1993年にユネスコ世界遺産に登録された洞窟住居サッシ。
2泊ほど宿を取ってサッシの中を歩いたり
街へ繰り出して観光していました。
ただひたすら
いよいよ南イタリアに出発です。
宿からテルミニ駅までは歩いて5分程度。
見てください。。
鳥が朝から生ハムに群がってます。。。
高速列車は事前予約しておいたので
ゆっくりソーセージとクスクスのお惣菜を買い込み乗車。
6時間半は長いだろうと奮発して1等席にしておいて本当に良かったです。
快適で、
しかも疲れない。これ重要ですよね。。
ローマから少し離れれば、もはや畑のみ。
ただ。ただひたすらオリーブ畑と葡萄畑。
そして牧草ロール?のみの景色がバーリまで続くのです。
もの凄ぉぉぉく果てしないオリーブ畑を見て、
何気にシェフに
あれってどうやって収穫するんだろうね。なんて聞いちゃったもんだから
質問されて自分がわからないと気になって気になって仕方がない性格なので
YouTubeで速攻検索してました。。。
これ、検索出来なかったら毎度パニック。
余計な事聞けないし、Wi-Fi持ってて良かったよ。。。
興味がある方はYouTubeでご覧下さい。
収穫量を増やして人件費のコスト縮小させるにはやはり機械は必須なんですね〜
というか機械なかったら絶対人だけじゃ間に合わなくて収穫期逃すと思われます。。
イタリア到着
イタリア、 チャンピーノ空港に着き
まずは空港の出口付近にあるチケットセンターでローマまでのバスチケットを購入。
外に出ると紫外線が勢いよく肌に入ってくるのがわかる暑さ。
ローマ行きのバス停は写真の通り3番と書かれた場所です。
空港を出るとバスが見えるのですぐにわかります。
バス停ではすでにバスを待っている人達でいっぱい。。
最初にきたバスには乗れませんでしたが、次のバスで乗車出来ました。
エアコンの涼しい風が気持ちよく、寝落ちしてしまって気が付いたらローマテルミニ駅に到着していました。
大都会ー!
お国が違うから空気も全然違います。
テルミニ駅はツーリストが北や南に移動する際の出発点となっている巨大な駅ですし
ローマもイタリアを代表する観光拠点になっている様でアジア系の人達も沢山いました。
とりあえず珈琲を一杯飲んで休もうと駅の構内にあるカフェへ入ります。
濃い〜〜!し、美味しいっ!
一気に目が覚めました。
ついでにおのぼりさん2人は構内をエスカレーターで下った先にあるグロムでヨーグルトとピスタチオのジェラートを購入。
日本にグロムが入ってきた時、一度食べたのですが こんなに美味しかったかな…?
やはりイタリアで食べるからまた格別なのか。。
グロムには帰りのローマ泊含め
4〜5回ほど通いました。
明日はもう出発だし、迷って探したB&Bに荷物を置いてから例のランドリーに行き
スーパーでハムとパン、チーズやオリーブなどを買って軽く夕食を取り、ゆっくり休んで明日に備えました。
ライアンエアー
リスボンを後にし、イタリアローマへと向かう為に早朝出発。
前日、朝4時くらいにロシオ駅へシェフが見に行ったらタクシーがいたと言うので一安心。。
6時頃、タクシーを拾って リスボン.ポルテラ空港のLCCが発着する第2ターミナルへ向かいます。
そして着くとLCC専用ターミナルということで、非常に簡素な作り。。。
行きはスタバがあって友人にポルトガル限定のカップを帰りに買って行こうとしてたのですが、、、スタバもない。。涙
しかもここで問題発生。。。。
預け荷物、予約してなかった〜〜〜〜‼︎涙涙
アホです。。。
結局1万くらい取られました。汗汗汗
予約していればもっと全然安いのですが、
バタバタしてたし…仕方ない。。。
で、搭乗時刻になり歩いて飛行機まで移動します。
テクテク。1列になって
鉄の階段を登って自ら飛行機に乗り込みます。
中はこんな感じ。
そして乗ってみた感想は
安いからまた乗りたい!
アホを治してから!
ちょい怖かったんですが
2時間くらいのフライトだったし全然よかったです。
お客様でも利用してる方がいて
流石旅慣れてる。笑
初めて乗りましたが、これで1人5000円くらいなんですから安いですね〜
リスボンが離れてく〜〜…。
飛行機から見える思い出をくれた街並みを見ると寂しくなりますね。
さよならリスボン
写真は完全に遠近法
忘れられない記憶
忘れられない記憶って誰にでもあると思います。
ここへ来たのも、本当の理由はそれだったりして。。
強い、強烈に残る出来事も
時間が経てばやはり当時よりは忘れてく。
あの夫婦と出逢えたことは
私にとっては奇跡でした。
なんのことかわかりませんよね。。
でも私はシェフを連れて、ここへきた。
また会えた気がして嬉しかった〜
絶対にきたかった場所にこれて嬉しかった〜
皆様と出会えたことも奇跡。
特にお客様にはそう思います。
私達なんかと言ったらあれだけど。。
お店をやっていなければ、絶対に出会うことはなかっただろうな〜
お話してくださることはなかっただろうな〜。と思う素敵な方々ばかりなのに
こんなひよっこの私達と対等に話して下さる姿勢にいつも感謝しています。
シェフとお店って凄いね〜と話してます。
成長って、必ずそこには人がいるんですね。
ユーラシア大陸最果ての地
ユーラシア大陸最果ての地へと行って来ました。
中国から陸続きになり
アジアからヨーロッパ、その最西端がポルトガルのロカ岬です。
ロシオ駅から一本で、約1時間半。
終点のシントラで降ります。
シントラにも見所が沢山あり、大体はシントラを見てからバスでロカ岬に向かうのがメジャーみたいですが
私達はシントラへは行かず、バスでグネグネ道をひたすら走り、40分かけてロカ岬へ。
ネットで調べた時は
駅を降り、右へ進むとロカ岬のバス停があると書いてありました。
が、結局は違っていて
駅を背にして左へ進んだ先にあるバス停がロカ岬一本で行けるバスが来る場所でした。
着いて岬の絶景を見た時の感動は忘れられません。
最西端の崖を歩きながら
一生のうちにこんな絶景を眺めることが出来るなんて。と感動しました。
そして写真の石碑にはこう書かれているそうです。
ここに地果て、海始まる。。。。
南に行けばアフリカ大陸。
西に進めばアメリカ大陸がある。
もっとも感動したのはこの景色。
は、言うまでもないけど、
インフォメーションに行き、11€で買った証明書の裏には日本語でこう書かれてありました。。
新世界を求め、未知の海へとカラベラ船を繰り出した航海者たちの信仰心と冒険魂が、今に尚、脈打つところです。。。
バスに揺られながら果てに近づいてくると
本当にあぁ。果てに近づいている。と感じたし
果てに待つ壮大な海は、
この先には何があるのだろう。と駆り立てられる、そんな海でした。
大航海時代、勇気1つで海へと飛び出した冒険家達。
その人達も眺めたであろう見渡す限りの絶景が
目の前に広がる景色はただただ圧巻だった‼︎