再びローマへ
ナポリに別れを告げ
ナポリ中央駅から、高速列車に乗って再びローマへ。
帰りは2時間の道のりなので2等席です。
行きの1等席の時は、人が殆ど乗っていなかったのもあり、4席を2人で使ってスーツケースも脇に置いて置けたけど
2等はやはり満席だし、スーツケースを置く荷物置き場もなかったので座席上の荷物棚に乗せました。
あっという間にローマ到着。
中国人のご夫婦が経営するB&Bに2泊お世話になります。
ホッとする。笑
何故だかわからないけど、お世話になった3日間、自宅のように帰るとホッとしたんです。
夜は帰ってくるまで電気をつけて待っていてくれるし、何処かに行く時はエレベーター待機しておいてくれて声かけてくれたり。
素朴な東洋人の笑顔がなんとも癒される。。
そして女将さんに貰ったローマの観光地図を頼りにヴァチカン市国へ出発!
向かう電車内、モミクシャ。。。泣
満員電車×2。
フル定員オーバー×2。。。。
これ、ほとんど観光客だろうけど……
市民もこれ乗ってると思うと同情しかない……。
肌がくっ付き合って他人の汗まみれになるし、駅に着くたびに下車する人は超必死だし。
私達はドアの入り口付近にいました。
下車する人の為に開閉の度にホームに降りてましたが、また乗るのが超必死。。。!
もー乗車時は人に押され過ぎて、生まれて初めてドアに顔がベチャっと……大泣
初めてだらけの旅です。
なんとか着いたヴァチカン市国。
続きます。
ピッツェリア
ナポリと言えばピッツァ。
オーナーさんに教えて貰って行ったのですが
ここのピッツァ、死ぬほど美味しかったです。
このチョコレートのアイスは生チョコか⁈っていうくらい濃厚でボーノ。
写真の右側はノンアルコールビールで左側がビールです。
他のピッツェリアも勿論美味しかったです。
普段使いするピッツェリアではマルゲリータとか3.5ユーロで食べられる。
地元の人とかはバイクで、ぶ〜〜ん。と横付けして
パッと焼いて、パッと食べて、帰る。
気軽に食べられるたこ焼きみたいな感じ?なのかな? 怒られるかな…?
でも多分そんな感じじゃないかな〜と思いました。
やはりマルゲリータが王道なのか、皆マルゲリータを食べてます。
でも。日本でも美味しいピッツァ、沢山ありますよね。ほんとに美味しいです。
ただ、イタリアのピッツァ専用の粉を使うと絶対にあの値段では無理だし。。。
イタリアでは、業者に頼んで持ってきて貰えるピッツァ粉が普通にスーパーで売ってます。
粉に限らず、モズで使っている白インゲン豆はイタリアのなんですが(まったりする食感)
スーパーで1/3の値段で売ってる。。
もち、買いだめしてまいりました。。。
ピッツェリア大会が開催される準備段階。
行けなかったのが残念でしたが
沿岸沿いに連なるもの凄い数のピザ窯がありました。
なんかね。。
1人でこの辺やレストラン街を歩いてる日本人と思われる男性を数人見かけたんです。
この辺で1人って逆に不思議で。。
この為にわざわざ日本からくるピッツァヨーロとかいたのかも知れませんね。
ピッツァ、美味しかったな〜〜
訂正
今、シェフとそういえばスリにあったね〜…って話をしていたら、
2度目に買ったプリペード切符は後でリュックから見つかったそうです。
後、ナポリで落ちてたバックは行き帰りで同じ物をみたので、3つ。ではなく2つ。だったみたいです。
治安
街へ繰り出すにはケーブルカーを使うしかないので、その都度利用していました。
入り口の外にそえ付けられた小さな機械で切符を買って
ない駅は、隣のタバコ屋で買います。
3日間、食事をとりに街へ出向き
昼はピッツァを食べて、その帰りにスーパーへ寄っていったん帰宅し
日差しがなくなる20時半くらいになったら、また街へ繰り出す。が定番になりました。
夜は帰る頃にはもう1時を回ります。
ナポリと聞くと治安が悪いイメージですが
私が感じた範囲で言えば、
全然治安悪くない。
オーナーさんもシェフと話していた時に言っていたそうですが、ナポリはみんなで良くしようと頑張ってるから変わってきてるみたいです。
ケーブルカーを降り、レストランが連なる場所まで沿岸を歩いて40分位。
景色が綺麗なので散歩がてら丁度いいし、
暑いながらも、海から流れる風に吹かれているのが心地いいのです。
そして〜〜
ま〜この時間になってもお年を召した方が多いこと!
(だいたい21時くらいに沿岸歩いてました。)
70代くらいの旦那様達が数人で集まっては談笑してるし
かたや奥様方達なんて、防波堤に座って井戸端会議してる姿があちらこちらに。
ファンキーです。。。。
マテーラでもやはり公園でも中心街でも朝早くから夜中までお年寄り集団が集まっては
話!話!話!
図らずも柴犬2匹を発見。
1匹は、あき〜〜って呼ばれていて
撮ったついでにウチの犬の写真を見せたら喜んでくれました。
スリとかは、乗り物や食事の時は警戒していたけれど
日本と変わらず普通に過ごしていました。
何処かでは気を張っていたかも知れませんけれど。
だって、ナポリで3つ。ローマでは2つ。
バックが落ちてたもん。。。。
この短期滞在で。
ポルトガルのB&Bの前にもお財布が落ちてたし。。。
こんなもの落ちてるの初めてみたよ…。
スリといえば
シェフはポルトガルの電車の中でポケットにしまっておいたプリペード切符をスられてた。
そしてまたも‼︎
ポケットにしまって買い直したプリペード切符を電車の中でスられてた。。。
リュックは前に背負うし、リュックのわきのチャックが危ないからと、自分でチクチク縫い付けていた男が何故に切符はポケットに…⁇⁇
奇想天外。
はい。ナポリに限らずです。ね。
実話です。
最終日のディナー後。
ケーブルカーはもう終わってるので、いつもタクシーに乗って帰っていたのですが
途中、道でたむろしている若者あり。
別にこちらが少し逸れれば通行の邪魔ではなかった気がするのですが、
クラクション鳴らしながら窓開けて
ギャー‼︎と文句を言うドライバー。。。
スミマセン…私達乗ってるんですけど?
昼間は優しそうなマダムがくわえ煙草しながら車をバック。からの、邪魔な車にクラクション。
あぁ…ナポリ…。
凄く独特な雰囲気と景色に私達は魅了された。
魔女の宅急便はクロアチアが舞台だけど
キキが初めて街に入った時のクラクションが鳴り響く街にナポリは似ているんですよね。
ほんの一角しか見ていないけれど、ナポリってすっごいいい街‼︎だと思いました。